ウズベキスタンの旅・・・・タシケント編

2006/05/05 - 2006/05/05

【シベリア抑留９人処刑】「対日戦勝」正当化進める露　実態隠し(2010.8.30)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100830/erp1008300145001-n1.htm

　サマルカンドで三連泊したアフラシャブホテルを出発する前に光線の具合が悪く撮影していなかったチムールの座像を撮影に行った。８時にホテルを出発してタシケントへ向かった。本日も300?のバスによる移動である。

一時間強走行したところでチムールの門と呼ばれる地域にさしかかった。左にトルキスタン山脈、右手にザラフシャン山脈を望むところである。チムールが遠征する時通ったからチムールの門と呼ばれるようになった。

正午過ぎにシルダリア河を渡ってタシケント州に入った。タシケント市内に入ってバーホールレストランで昼食を摂った。結婚式の披露宴にも使われているという豪華な部屋でビーフのサイコロステーキを賞味した。

タシケント市内に到着し工芸博物館に立ち寄り見慣れたスザンニ等の作品を鑑賞した。

　ロシア人の高官ポルブフの宮殿にはイスラム風の豪華な装飾の部屋があった。

　バザールの花屋へ立ち寄り花束を購入して日本人墓地へ墓参した。ここにはソ連軍によって捕虜となった日本兵が強制労働に従事しながら望郷の気持ちも虚しく病死した人達が眠っているのである。
墓前には花束を供え、般若心経を読経して犠牲者達の菩提を弔った。

ナボイ劇場はこれら日本人捕虜達が使役に使われて建設した劇場であるが、捕虜の中にいた建築士達の技術が優秀だったせいか、この地を襲った大地震のときにもこの建物だけは倒壊しなかったという。爾来日本人は優秀だという評価がこの地に定着した。

今までは買い物といえばバザールであったが、この地ではスーパーマーケットもあり立ち寄って見学をした。

サイルガーフ通りは別名ブロードウェーとも呼ばれ絵画や露店が並んでいて原宿のような雰囲気がある。

チムール広場ではチムールの騎乗姿のチムール像を撮影できた。

タシケント市には地下鉄も開通しており、どんなものか入場券だけ買って見学した。撮影は厳禁されているので画像を示すことができない。かなり大がかりなもので空襲の時、防空壕にも使用することを想定して作られているようだ。

空港近くの中華レストランで中華料理を堪能して17日間にわたったウズベキスタンの旅は終わった。

エリア タシケント(ウズベキスタン)

三日間宿泊したサマルカンドのアフラシャフホテル。

サマルカンド滞在の最後に撮影したチムールの座像

チムールの門と呼ばれる光景。
左 トルキスタン山脈
右 ザラフシャン山脈

走行中、お茶休憩したところで焼いていた串焼き。燃料に石炭を使っていた。

タシケントへ向けてのバスドライブでは車窓にこのような光景が続く。畑の中には大勢の農夫・農婦が種蒔きをしている姿が認められる。

道中目撃した鉄道駅近くの光景。乗客が道路をまたぐ架橋を歩いている。

通りかかりに車窓から見たタシケント市のトロリーバス

タシケント市内の豪華なレストラン。ここで昼食

バホールレストランのメインディッシュ。サイコロステーキ

工芸博物館に展示されている陶器

工芸博物館の展示物

工芸博物館の展示物

工芸博物館の展示物

工芸博物館のテレビ受像機。日本のODAで購入した印がついている。

工芸博物館のポルブフ(ロシア人高官)の宮殿

豪華な天井の装飾

工芸博物館のポルブフ(ロシア人高官)の宮殿

暖炉のある部屋

中央アジア五ケ国滞在中唯一目撃した瓦葺きの屋根。但し瓦が使われているのは塀の部分だけ。他はカラー鉄板を瓦風に加工したもの。

工芸博物館の前で

日本人墓地へ参詣するため花束を購入するために立ち寄ったバザール内の花屋

日本人墓地へ参詣する時通る門

日本人墓地に建てられている碑。埋葬されている人達の氏名、年齢、出身地が記されている。

日本人墓地の慰霊碑

埋葬されている日本人の墓石

日本人墓地に近接してあるイスラム教徒達の墓。

生前の肖像画が墓石に刻まれている。

日本人捕虜の手によって建てられたナボイ劇場

ナボイ劇場の天井装飾

ナボイ劇場で稽古している演劇志望の若者達。カメラを向けると門衛のポーズをとってくれた。

日本人達がナボイ劇場の建設に携わったことを記した碑文

サイルガー通りの店屋

サイルガー通りの路上に商品を並べる人々

サイルガー通りの光景

サイルガー通りの絵画屋

チムール広場で騎乗姿のチムール像。

昔はレーニン広場と呼ばれたいた。

チムール広場に現れた地元の青年

見事な装飾のタシケントホテル

タシケント市内。前方の建物内に中華レストランがある。